モダン BGロック
2019年3月2日 Magic: The Gathering コメント (3)GP横浜に向けて、BGデッキのカードについてのコメントや注意点等を言語化しておく。言語化しておくことでプレイミスの減少、プレイングの向上につながれば。とりあえずデッキリストは前ふたつの日記と同じで解説してみます。
コメントとかあればぜひお願いします。
土地24
4:《沼/Swamp》
2:《森/Forest》
4:《廃墟の地/Field of Ruin》
4:《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
2:《草むした墓/Overgrown Tomb》
4:《花盛りの湿地/Blooming Marsh》
1:《黄昏のぬかるみ/Twilight Mire》
3:《樹上の村/Treetop Village》
生物14
4:《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
3:《闇の腹心/Dark Confidant》
3:《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
2:《不屈の追跡者/Tireless Tracker》
2:《ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet》
呪文22
4:《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
3:《思考囲い/Thoughtseize》
4:《致命的な一押し/Fatal Push》
3:《暗殺者の戦利品/Assassin’s Trophy》
2:《集団的蛮行/Collective Brutality》
1:《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
3:《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
2:《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope》
サイド15
2:《外科的摘出/Surgical Extraction》
2:《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
1:《強迫/Duress》
1:《突然の衰微/Abrupt Decay》
1:《集団的蛮行/Collective Brutality》
2:《窒息/Choke》
2:《大爆発の魔道士/Fulminator Mage》
1:《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
1:《滅び/Damnation》
1:《弱者の消耗/Consume the Meek》
1:《生命の力、ニッサ/Nissa, Vital Force
以下、個別コメント
《タルモゴイフ》
モダンを象徴する最強生物。
4/5が基本サイズだがもっとでかくなることも。wisdomで2マナのタフ4以上のクリーチャーを検索してくれればこいつのヤバさがよく分かる。
コンボデッキ相手には相手のコンボが揃う前にコイツで殴り切れるかどうかが勝負の分かれ目。
《闇の腹心》
タルモと肩を並べるBGデッキの顔。
ハンデス→ボブの動きは勝利を手繰り寄せる。BGはジャンドよりもアドバンテージ獲得手段が少ないので貴重なカード。最近のモダンは高速化し過ぎて後手で弱いのでサイドアウト3枚に抑えるのが流行りのようです。
ここ数年でバーンの台頭等により評価がやや落ちたカードではあるが、レガシー2マナ四天王のカードパワーは健在。稀にボブ死します。
《漁る軟泥》
メインから積める墓地対策であり、後半に引くとフィニッシャーになり、僅かだがライフゲインにもなる良カード。ただし、マナ食い虫なので手札にダブつくことも。最近はドレッジやフェニックスが多いのでメイン3枚積まれてることが多い。SCMや火力を想定して安易に能力を起動しないように注意すること。
《不屈の追跡者》
裏フィニッシャー。
高速コンボやアグロには基本的に死に札。しかし対フェアデッキでは無類の強さを見せる。3マ生物に見えるが基本的には土地を抱えたまま4ターン目にプレイすることを目指しているので4マナ生物と言っても過言ではない。置く土地がフェッチであれば2ドローがほぼ確約されるのでやばい。消耗戦の末に引いてもその後の土地が全てドローに化け、3/2→7/6とかになって殴るからやばい。
プレイングのコツとしては、こいつの調査とプッシュの紛争達成のために、フェッチと廃墟の地は大切にプレイしています。
《ゲトの裏切り者、カリタス》
ウィザーズが時折出してくる4/3/4シリーズ。また、個人的にすごく好きなカード。
漁る軟泥とともにメインから墓地利用を咎める役割を担いながら、対フェアも厚めにみれるナイスカード。3点火力に耐性があってかつ絆魂があるのでバーンにはこれ一枚で勝てることも。トラッカーのコメント書いててカリタス2枚は多い気がしてきたので減量も検討。ドレッジともう少しスパーリングして価値を見極めたいところ。
《思考囲い》
最強のハンデス。
2点のライフと引き換えに何でも落とせる。
除去コンが苦手とする各種PWも落とせるのが魅力。
先手1t目に撃って相手の初動を崩すだけでなく、サイド後はその存在だけで相手のキープ基準に圧をかけれる優れもの。バーンには即サイドアウト。
《コジレックの審問》
思考囲いの調整版。
モダンは3マナ以下のカードが多いのでほぼ思考囲いの上位互換。
バーンにも刺さる。
思考囲いと合わせて5~8枚積みされることが多い。
ピーピングによる情報アドは大きい。
BGミラーでは全抜きが板。
《集団的蛮行》
ご存知バーン殺しカード。
バーンにフルモードで撃てば2マナで3対3交換が可能。
あまり言及されてないことだけど、中隊系にも強いです。BGは中隊が苦手なので生物除去しながら中隊抜けるのは強い。この動きで過去にエルフとバントスピリットに勝っています。
モード呪文なのでメインから入る丸さが魅力だけど言い換えれば器用貧乏なので枚数は抑えられがち。メインサイドに散らして採用するのが通っぽい。バーンが多いなら増量しましょう。
《致命的な一押し》
霊気紛争で登場した色の役割奪還カード。除去最強色は黒。
血編みなどで有名だけど3マナ以上の生物にも対象は取れるので覚えていて損はない。
トロン、青白コンには全抜き。ホロウワン 、ドレッジ、ヴァラクートには少し抜きます。アンコウきついですが他の除去と上手に撃ち分ければOK。
プレイングのコツとしては、廃墟の地から紛争で撃つ可能性を残すためにデッキ内に沼を残しておくプレイングを心掛けています。
《暗殺者の戦利品》
今となっては当たり前のカードだが、ラヴニカのギルドのスポイラー発表での盛り上がりを忘れてはいけない。モダンでここまで対象の広い除去はない。土地も割れるナイスカード。苦手のトロンにも耐性がつく。
ただし、相手が土地少なめのキープした場合や、自分が土地詰まってる時に撃つとハンドの濃さやテンポで負ける場合があるので枚数は要検討。強力なカードではあるが思考停止で4枚ではないと思う。
小技としては幻影の像に撃ったり、廃墟の地と合わせて基本土地枯れさせたりすると得した気持ちになれる。
《大渦の脈動》
残響するサイクルのような同名カード破壊。対象の広さ、アドバンテージを取れる可能性が魅力。トークンなどの横並びが苦手なデッキなのでメインから積める対策は貴重。3マナソーサリーと重いので枚数は抑えられがち。仕組まれた爆薬の方が良いんじゃないかと思って迷ってる枠。PWはトロフィーでみれるし。
《ヴェールのリリアナ》
モダン最強PW。盤面と手札両方に干渉できるため腐らない。横並び系には弱いのでサイドアウトするが、他のマッチアップではほぼ抜かない強カード。ハンデス→タルモ→ヴェリアナのムーブは勝利をグッと引き寄せる。
《最後の望み、リリアナ》
ヴェリアナと違ってプラスで除去が撃てるPW。PWルール変更によってヴェリアナと共存可能になったことで採用が増えたカード。プラスで除去を撃てるため、リンリンやヤンパイなどに強いほかミラーでもボブを除去したりする。サイド後は-2能力で大爆発を回収したりする。
《廃墟の地》
暗殺者の戦利品とともに土地コンボににらみを利かせる存在。
グリクシスシャドウなど基本土地が少ないデッキ相手には枯らすこともできるので主要デッキの基本土地の枚数は覚えておくのが板。
そのほか対青白コンのサイド後にプッシュを減らしても列柱をみれたり、先述したプッシュの紛争、トラッカーの調査とも相性が良い。
細かいところではフェッチ同様ジェイスの消術や相手の占術にも抵抗できる。
そのほかキープ基準にもなる有能な土地でもある。
例えば「樹上、森、廃墟、タルモ、黒スペル」みたいな手札でもギリギリキープできる。色を整えながら相手のミシュラン等にも干渉できるのでほんと偉い。
《新緑の地下墓地》
散々書いたとおり紛争、調査の種に。
プレイングのコツとしては、相手も廃墟、トロフィー、パス使ってくる場合は基本土地残すために積極的にショックランドを持ってくること。バーン相手には1点ペイも痛いので、数ターン先の増呪コストやヴェリアナのコストにすることを見据えること。
《草むした墓》
繰り返しですが基本土地はデッキに残し得。
積極的にフェッチしてけ。
《花盛りの湿地》
3マナ以下が多いモダンではほぼ無条件に近いアンタップイン2色土地。
嫌われる4t目タップインでクリコマやジェイスが唱えられないみたいな問題が発生しないカラーリングなので4枚入れ得。ライフペイが無いのでバーンに強い土地。タルモが育たない事だけが欠点。
《樹上の村》
BGお得意の消耗戦後のアタッカー。
風切る泥沼よりも樹上派。接死が後ろ向き過ぎるのと、樹上はパワーが3あるのでジェイスを厚めにみているつもり。トランプルはインクの染みではない。結構役立ちます。色事故やタップイン祭りがたまにあるので、この枠は3枚から2枚に減らそうか検討中。候補は変わり谷(後述)か風切る泥沼、なのかなあ。
《黄昏のぬかるみ》
1枚あると便利枠。樹上→森と展開して、相手に(次ヴェリアナはないな)と思わせてからのヴェリアナとかできそうだけど相手がそこまで考えているかは分からない。稀に廃墟、廃墟、黄昏のぬかるみ、みたいな土地基盤になる。
《沼》
プレイングのコツとしては、できるだけデッキに残すこと。血染めの月ケアする必要がある時は早めにフェッチしてくること。
プッシュの紛争があるので森よりも優先して温存すること。
《森》
沼と同じ。
2枚しか取ってないのでラスアナとかで墓地に落ちてないか注意。
~サイド~
《外科的摘出》
平成最後の入れ得カード。
廃墟や大爆発からウルザランドを摘出できると一番嬉しい。
他にもヴァラクートやアミュレットなど勝ちルートが少ないコンボに。
《墓掘りの檻》
汎用サイド専用アーティファクトシリーズ。
ドレッジ、ホロウワン等の墓地利用に加えて中隊、調べも見れるのが偉すぎる。中隊はBGの負け筋の1つなので1マナで置けるのは偉い。しかもそういったデッキは再利用や秋の騎士を中隊や調べで持ってくる前提の構築のため採用枚数が少ないので信頼度が高い。
《強迫》
追加のハンデス。
バーンや青系コントロール、非生物コンボに。
サイドインする際はハンデス入れ過ぎてクロック足りなくならないように注意。
《突然の衰微》
暗殺者の戦利品とスイッチすることが多いカード。テンポ負けしないのが主な目的。普通に追加のピン除去としても使えます。打ち消されないことは活きる場面は少ない印象。メインに昇格でも良いかなと考えている枠。
《集団的蛮行》
通ぶってメインサイドに散らす。
《窒息》
青白コントロールが嫌い過ぎて2枚取っていましたが意外と島が入っていないことと、単体で勝ちにいけないことがネックで微妙な感じ。トロンに対する血染めの月を同じですね。多くても1枚かなという印象。
廃墟の地とトロフィーと一緒に使うとグリクシスシャドウは死ぬ。
《大爆発の魔道士》
BGの天敵トロン、ヴァラクートに抵抗するためのカード。
以前はBG系のサイドに4枚確定のカードでしたが廃墟の地、トロフィーが刷られて採用枚数が減ってきた印象。今のところ2枚ですが3枚あってもいいかなと思います。
《ヴェールのリリアナ》
パワーカードなのでメイン4枚でも問題ないですが、アグロや横並び系に弱いのでサイドに1枚落としている形です。リリアナの配分に関しては今の形が非常にしっくり来ています。
《滅び》
横並びやエルドラージ系、ミラー用に。1枚採用なので引けないこともしばしば。追加で弱者の消耗を取っているが、5マナが相当重いので滅びをもう1枚、もしくは衰滅を追加しても良いかも。以前当たったBGの人から無私の霊魂ケアということでアドバイスをもらったので。翻弄ケアの意味でも衰滅が良さそう。
《弱者の消耗》
呪文捕らえに捕らえられず、バイアルに負けないリセットということで採用してみたけど、メリットよりも5マナのデメリットが大きい感じ。衰滅に変更が安定かもしれない。
《生命の力、ニッサ》
使ってみて強さが分かる系のカード。書いてあることおかしい。
青系がむかつくので5/5/5速攻プラスアルファで採用してみたところ大活躍。
もちろん対フェア用が基本だが、トロンやヴァラクートに対しても廃墟の地や大爆発を回収する動きが協力で、紋章もすぐに取れるので制圧力はかなり高い。
とりあえず今のリストについて語ってみた。
採用外になっている検討可能なカード等についてもいつか時間があるときに言語化してみたいと思います。
コメントとかあればぜひお願いします。
土地24
4:《沼/Swamp》
2:《森/Forest》
4:《廃墟の地/Field of Ruin》
4:《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
2:《草むした墓/Overgrown Tomb》
4:《花盛りの湿地/Blooming Marsh》
1:《黄昏のぬかるみ/Twilight Mire》
3:《樹上の村/Treetop Village》
生物14
4:《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
3:《闇の腹心/Dark Confidant》
3:《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
2:《不屈の追跡者/Tireless Tracker》
2:《ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet》
呪文22
4:《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
3:《思考囲い/Thoughtseize》
4:《致命的な一押し/Fatal Push》
3:《暗殺者の戦利品/Assassin’s Trophy》
2:《集団的蛮行/Collective Brutality》
1:《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
3:《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
2:《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope》
サイド15
2:《外科的摘出/Surgical Extraction》
2:《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
1:《強迫/Duress》
1:《突然の衰微/Abrupt Decay》
1:《集団的蛮行/Collective Brutality》
2:《窒息/Choke》
2:《大爆発の魔道士/Fulminator Mage》
1:《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
1:《滅び/Damnation》
1:《弱者の消耗/Consume the Meek》
1:《生命の力、ニッサ/Nissa, Vital Force
以下、個別コメント
《タルモゴイフ》
モダンを象徴する最強生物。
4/5が基本サイズだがもっとでかくなることも。wisdomで2マナのタフ4以上のクリーチャーを検索してくれればこいつのヤバさがよく分かる。
コンボデッキ相手には相手のコンボが揃う前にコイツで殴り切れるかどうかが勝負の分かれ目。
《闇の腹心》
タルモと肩を並べるBGデッキの顔。
ハンデス→ボブの動きは勝利を手繰り寄せる。BGはジャンドよりもアドバンテージ獲得手段が少ないので貴重なカード。最近のモダンは高速化し過ぎて後手で弱いのでサイドアウト3枚に抑えるのが流行りのようです。
ここ数年でバーンの台頭等により評価がやや落ちたカードではあるが、レガシー2マナ四天王のカードパワーは健在。稀にボブ死します。
《漁る軟泥》
メインから積める墓地対策であり、後半に引くとフィニッシャーになり、僅かだがライフゲインにもなる良カード。ただし、マナ食い虫なので手札にダブつくことも。最近はドレッジやフェニックスが多いのでメイン3枚積まれてることが多い。SCMや火力を想定して安易に能力を起動しないように注意すること。
《不屈の追跡者》
裏フィニッシャー。
高速コンボやアグロには基本的に死に札。しかし対フェアデッキでは無類の強さを見せる。3マ生物に見えるが基本的には土地を抱えたまま4ターン目にプレイすることを目指しているので4マナ生物と言っても過言ではない。置く土地がフェッチであれば2ドローがほぼ確約されるのでやばい。消耗戦の末に引いてもその後の土地が全てドローに化け、3/2→7/6とかになって殴るからやばい。
プレイングのコツとしては、こいつの調査とプッシュの紛争達成のために、フェッチと廃墟の地は大切にプレイしています。
《ゲトの裏切り者、カリタス》
ウィザーズが時折出してくる4/3/4シリーズ。また、個人的にすごく好きなカード。
漁る軟泥とともにメインから墓地利用を咎める役割を担いながら、対フェアも厚めにみれるナイスカード。3点火力に耐性があってかつ絆魂があるのでバーンにはこれ一枚で勝てることも。トラッカーのコメント書いててカリタス2枚は多い気がしてきたので減量も検討。ドレッジともう少しスパーリングして価値を見極めたいところ。
《思考囲い》
最強のハンデス。
2点のライフと引き換えに何でも落とせる。
除去コンが苦手とする各種PWも落とせるのが魅力。
先手1t目に撃って相手の初動を崩すだけでなく、サイド後はその存在だけで相手のキープ基準に圧をかけれる優れもの。バーンには即サイドアウト。
《コジレックの審問》
思考囲いの調整版。
モダンは3マナ以下のカードが多いのでほぼ思考囲いの上位互換。
バーンにも刺さる。
思考囲いと合わせて5~8枚積みされることが多い。
ピーピングによる情報アドは大きい。
BGミラーでは全抜きが板。
《集団的蛮行》
ご存知バーン殺しカード。
バーンにフルモードで撃てば2マナで3対3交換が可能。
あまり言及されてないことだけど、中隊系にも強いです。BGは中隊が苦手なので生物除去しながら中隊抜けるのは強い。この動きで過去にエルフとバントスピリットに勝っています。
モード呪文なのでメインから入る丸さが魅力だけど言い換えれば器用貧乏なので枚数は抑えられがち。メインサイドに散らして採用するのが通っぽい。バーンが多いなら増量しましょう。
《致命的な一押し》
霊気紛争で登場した色の役割奪還カード。除去最強色は黒。
血編みなどで有名だけど3マナ以上の生物にも対象は取れるので覚えていて損はない。
トロン、青白コンには全抜き。ホロウワン 、ドレッジ、ヴァラクートには少し抜きます。アンコウきついですが他の除去と上手に撃ち分ければOK。
プレイングのコツとしては、廃墟の地から紛争で撃つ可能性を残すためにデッキ内に沼を残しておくプレイングを心掛けています。
《暗殺者の戦利品》
今となっては当たり前のカードだが、ラヴニカのギルドのスポイラー発表での盛り上がりを忘れてはいけない。モダンでここまで対象の広い除去はない。土地も割れるナイスカード。苦手のトロンにも耐性がつく。
ただし、相手が土地少なめのキープした場合や、自分が土地詰まってる時に撃つとハンドの濃さやテンポで負ける場合があるので枚数は要検討。強力なカードではあるが思考停止で4枚ではないと思う。
小技としては幻影の像に撃ったり、廃墟の地と合わせて基本土地枯れさせたりすると得した気持ちになれる。
《大渦の脈動》
残響するサイクルのような同名カード破壊。対象の広さ、アドバンテージを取れる可能性が魅力。トークンなどの横並びが苦手なデッキなのでメインから積める対策は貴重。3マナソーサリーと重いので枚数は抑えられがち。仕組まれた爆薬の方が良いんじゃないかと思って迷ってる枠。PWはトロフィーでみれるし。
《ヴェールのリリアナ》
モダン最強PW。盤面と手札両方に干渉できるため腐らない。横並び系には弱いのでサイドアウトするが、他のマッチアップではほぼ抜かない強カード。ハンデス→タルモ→ヴェリアナのムーブは勝利をグッと引き寄せる。
《最後の望み、リリアナ》
ヴェリアナと違ってプラスで除去が撃てるPW。PWルール変更によってヴェリアナと共存可能になったことで採用が増えたカード。プラスで除去を撃てるため、リンリンやヤンパイなどに強いほかミラーでもボブを除去したりする。サイド後は-2能力で大爆発を回収したりする。
《廃墟の地》
暗殺者の戦利品とともに土地コンボににらみを利かせる存在。
グリクシスシャドウなど基本土地が少ないデッキ相手には枯らすこともできるので主要デッキの基本土地の枚数は覚えておくのが板。
そのほか対青白コンのサイド後にプッシュを減らしても列柱をみれたり、先述したプッシュの紛争、トラッカーの調査とも相性が良い。
細かいところではフェッチ同様ジェイスの消術や相手の占術にも抵抗できる。
そのほかキープ基準にもなる有能な土地でもある。
例えば「樹上、森、廃墟、タルモ、黒スペル」みたいな手札でもギリギリキープできる。色を整えながら相手のミシュラン等にも干渉できるのでほんと偉い。
《新緑の地下墓地》
散々書いたとおり紛争、調査の種に。
プレイングのコツとしては、相手も廃墟、トロフィー、パス使ってくる場合は基本土地残すために積極的にショックランドを持ってくること。バーン相手には1点ペイも痛いので、数ターン先の増呪コストやヴェリアナのコストにすることを見据えること。
《草むした墓》
繰り返しですが基本土地はデッキに残し得。
積極的にフェッチしてけ。
《花盛りの湿地》
3マナ以下が多いモダンではほぼ無条件に近いアンタップイン2色土地。
嫌われる4t目タップインでクリコマやジェイスが唱えられないみたいな問題が発生しないカラーリングなので4枚入れ得。ライフペイが無いのでバーンに強い土地。タルモが育たない事だけが欠点。
《樹上の村》
BGお得意の消耗戦後のアタッカー。
風切る泥沼よりも樹上派。接死が後ろ向き過ぎるのと、樹上はパワーが3あるのでジェイスを厚めにみているつもり。トランプルはインクの染みではない。結構役立ちます。色事故やタップイン祭りがたまにあるので、この枠は3枚から2枚に減らそうか検討中。候補は変わり谷(後述)か風切る泥沼、なのかなあ。
《黄昏のぬかるみ》
1枚あると便利枠。樹上→森と展開して、相手に(次ヴェリアナはないな)と思わせてからのヴェリアナとかできそうだけど相手がそこまで考えているかは分からない。稀に廃墟、廃墟、黄昏のぬかるみ、みたいな土地基盤になる。
《沼》
プレイングのコツとしては、できるだけデッキに残すこと。血染めの月ケアする必要がある時は早めにフェッチしてくること。
プッシュの紛争があるので森よりも優先して温存すること。
《森》
沼と同じ。
2枚しか取ってないのでラスアナとかで墓地に落ちてないか注意。
~サイド~
《外科的摘出》
平成最後の入れ得カード。
廃墟や大爆発からウルザランドを摘出できると一番嬉しい。
他にもヴァラクートやアミュレットなど勝ちルートが少ないコンボに。
《墓掘りの檻》
汎用サイド専用アーティファクトシリーズ。
ドレッジ、ホロウワン等の墓地利用に加えて中隊、調べも見れるのが偉すぎる。中隊はBGの負け筋の1つなので1マナで置けるのは偉い。しかもそういったデッキは再利用や秋の騎士を中隊や調べで持ってくる前提の構築のため採用枚数が少ないので信頼度が高い。
《強迫》
追加のハンデス。
バーンや青系コントロール、非生物コンボに。
サイドインする際はハンデス入れ過ぎてクロック足りなくならないように注意。
《突然の衰微》
暗殺者の戦利品とスイッチすることが多いカード。テンポ負けしないのが主な目的。普通に追加のピン除去としても使えます。打ち消されないことは活きる場面は少ない印象。メインに昇格でも良いかなと考えている枠。
《集団的蛮行》
通ぶってメインサイドに散らす。
《窒息》
青白コントロールが嫌い過ぎて2枚取っていましたが意外と島が入っていないことと、単体で勝ちにいけないことがネックで微妙な感じ。トロンに対する血染めの月を同じですね。多くても1枚かなという印象。
廃墟の地とトロフィーと一緒に使うとグリクシスシャドウは死ぬ。
《大爆発の魔道士》
BGの天敵トロン、ヴァラクートに抵抗するためのカード。
以前はBG系のサイドに4枚確定のカードでしたが廃墟の地、トロフィーが刷られて採用枚数が減ってきた印象。今のところ2枚ですが3枚あってもいいかなと思います。
《ヴェールのリリアナ》
パワーカードなのでメイン4枚でも問題ないですが、アグロや横並び系に弱いのでサイドに1枚落としている形です。リリアナの配分に関しては今の形が非常にしっくり来ています。
《滅び》
横並びやエルドラージ系、ミラー用に。1枚採用なので引けないこともしばしば。追加で弱者の消耗を取っているが、5マナが相当重いので滅びをもう1枚、もしくは衰滅を追加しても良いかも。以前当たったBGの人から無私の霊魂ケアということでアドバイスをもらったので。翻弄ケアの意味でも衰滅が良さそう。
《弱者の消耗》
呪文捕らえに捕らえられず、バイアルに負けないリセットということで採用してみたけど、メリットよりも5マナのデメリットが大きい感じ。衰滅に変更が安定かもしれない。
《生命の力、ニッサ》
使ってみて強さが分かる系のカード。書いてあることおかしい。
青系がむかつくので5/5/5速攻プラスアルファで採用してみたところ大活躍。
もちろん対フェア用が基本だが、トロンやヴァラクートに対しても廃墟の地や大爆発を回収する動きが協力で、紋章もすぐに取れるので制圧力はかなり高い。
とりあえず今のリストについて語ってみた。
採用外になっている検討可能なカード等についてもいつか時間があるときに言語化してみたいと思います。
コメント
大爆発が2枚なのでトロンキツそう…
窒息は自分でも気になっていて、今は2枚ともサイドから外れています。
シャドウ系は元々有利ですし、青白に対しては意外と島が少なく刺さらない印象だったので。青白コンに刺さる別のカードにするべきですね。
2人で青白コンを環境から駆逐していきましょう。
よろしくお願いします。